未分類

新約の律法と旧約の律法の違い

投稿日:

古い律法は、肉では守れない事を私達に気づかせる為でした。

新しい律法は、古い律法から解放され、生きているのは、もはや、わたしではない。と平安の中で思える確信の悟りを内と外から与えるです。

それは本当ですか?

旧約の律法は、石に書かれた律法です。

新約の律法は、心に書かれた律法です。

(2コリント3:3)そして、あなたがたは自分自身が、わたしたちから送られたキリストの手紙であって、墨によらず生ける神の霊によって書かれ、石の板にではなく人の心の板に書かれたものであることを、はっきりとあらわしている。

これからこの二つの違いを御言葉を示しながら説明したいと思います。

律法の特徴と、働きと、目的

  • 聖であり、正しく、義である(ローマ7:12)
  • 罪の違反・罪過が増し加わるためである(ローマ5:20、ガラテヤ3:19)
  • 罪の意識を生じさせ、罪の下にあることを認識させるため(ローマ3:20、7:13)
  • 自分の意思・努力・熱心・頑張り、肉ではない律法を行えないことを悟らせるため(ローマ7:15₋24)

旧契約

新契約

出エジプト20:1-17

エレミヤ31:34

エゼキエル36:26-27

へブル8:8-12

律法

外側

条件付き

一時的

恵の契約

内側

無条件

永遠のもの

1、命を与えることができない(ガラエヤ3:21、へブル7:19)

2、欠けた不完全なもの(へブル8:7-8)

3、後から付け加えられたもの(ガラテヤ3:19)

4、キリストに導く養育係(ガラテヤ3:24)

1、不朽の命で構成されている(へブル7:16)

2、優れた契約である(へブル8:6)

3、永遠の約束である(へブル13:20)

4、キリストご自身がトーラー(へブル8:10、2コリント3:3,6)

新契約とは?

新しい契約について記載されいる聖句をご一緒に見て行きましょう。


(エゼキエル36:26)わたしは新しい心をあなたがたに与え、新しい霊をあなたがたの内に授け~

A new heart also will I give you, and a new spirit will I put within you: and I will take away the stony heart out of your flesh, and I will give you an heart of flesh.  KJV

(エゼキエル36:27)わたしはまた、わが霊をあなたがたの内に置いて、わが定めに歩ませ、わが掟を守って、これを行わせる

And I will put my spirit within you, and cause you to walk in my statutes, and ye shall keep my judgments, and do them.  KJV


ご存知の通り、エゼキエル書もエレミヤ書も旧約聖書です。ですから既に、旧約の時代に、新約の律法について ”その日が来る” と予言がされていたのです。


(エレミヤ31:31)見よ。その日が来る。-主のみ告げ- その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家とに、新しい契約を結ぶ。

(エレミヤ31:32)その契約は、わたしが彼らの先祖の手を握って、エジプトの国から連れ出した日に、彼らと結んだ契約のようなものではない。わたしは彼らの主であったのに、彼らは、わたしの契約を破ってしまった。-主のみ告げ-

(エレミヤ31:33)彼らの時代の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこれだ。主のみ告げ。わたしは 、わたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書き記す。 ≪ここでの律法は単数形です ≫

(エレミヤ31:34)そのようにして、人々はもはや、「主を知れ」と言って、おのおの互いに教えない。それは、彼らが、みな、身分の低い者から高い者まで、わたしを知るからだ。-主のみ告げ- わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。


(へブル8:7)もし、あの初めの契約が欠けのないものであったなら、後のものが必要になる余地はなかったでしょう。

(へブル8:8)しかし、神は、それに欠けがあるとして、こう言われたのです。 「主が言われる。見よ。日が来る。私が、イスラエルの家やユダの家と新しい契約を結ぶ日が。

(へブル8:9)それは、わたしが彼らの先祖たちの手を引いて、彼らをエジプトの地から導き出した日に彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約を守り通さないので、わたしも、彼らを顧みなかったと、主は言われる。

(へブル8:10) それらの日の後、わたしが彼らと結ぶ契約はこれであると、主が言われる。わたしは私の律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつける。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。≪ここでの引用元の旧約のエレミヤ31:33の律法は単数形でしたが、この新約であるへブル8:10での律法は複数形になっています。このことは一つだった律法が拡大して多くの律法になったことを証明しています≫


(ピリピ2:13)神は、み心のままに、あなたがたの内に働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです

律法はイエスを信じて受け入れた人の心に刻まれ、それは新しい霊であり、その霊がその人に教えるのです。

 

 

 

その”新しい霊”の新しい約束とは!


1、不朽の命で構成されている(へブル7:16) このは、肉の戒めの律法にしたがってではなく、不朽の命の力にしたがって立てられたのです。

2、優れた契約である(へブル8:6) しかし今やは、さらに卓越した務めを得られました.それはが、さらにまさった約束の上に制定された、さらにまさった契約の仲保者でもあられるからです。

3、永遠の約束である(へブル13:20) 永遠の契約の血による羊の大牧者であるわたしたちの主イエスを、死人の中から引き上げた、すなわち平安のが、

4、キリストご自身が律法(へブル8:10) それらの日の後に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこれであるとは言われる.わたしわたしの律法を彼らの思いの中に分け与え、それを彼らの心に書き記す.わたしは彼らのとなり、彼らはわたしの民となる。 (2コリント3:3) わたしたちは、その務めがそしられないために、どんなことにも、つまずきの機会を与えないようにと、 (2コリント3:6) 純潔にも、知識にも、辛抱強さにも、親切にも、聖い霊にも、偽りのない愛にも、


新しい律法とは、キリストご自身であり、それは優れた約束であり、いつまでも朽(く)ちないで残る永遠の約束なのです。

アーメン

ハレルヤ!!

 

では、その新しい契約の”影響”は 私達にどう関わりますか?

そして、啐啄へ

・ 生きているのはもはや私ではない(ガラテヤ2:20)

・ 内に働きかけて、その願いを起こさせ(ピリピ2:13)

・ 実現に至らせるのは神であって(ピリピ2:13)


 私ごとですが、私はボランティア活動をしています。しかしその事が自分の思いだけでしているのではないかと時々不安になることがありました。自分の思いとはすなわち肉の思いです。虚栄心とか、他人からの賞賛とか、自己満足のためにボランティア活動をしているのならなんと空しいでしょう。けれどもそのボランティアの中の大きな事業をスタートする際に言われました。ある人から「あなたが神の御心に沿ってその活動をしていることを信じて祈ります」と言われました。正直にいいましょう。私は ”聴こえない” のです。まったく聴こえないのかというと”はっきり聴いたのは1回だけ”だったのです。しかし、このボランティアについては聴いた覚えや、神からの召命的な事実はありませんでした。だから御心に本当に沿っているのか?と問われれば、答えに詰まりました。

「あなたは神様の声を聴いたの?」

「いいえ」

「じゃあ、わからないじゃない」

「はい、そうですね。もう一度うかがってみます」

「それがいいわね」

 もし、聴こえずに、いえ(自分の思い込みで)聴いたとしても、事業をスタートして願いが叶わなかったら”肉”でした。とハンコを押されるのが怖くてスタート出来なくなりました。

 聴こえるタイプとか聴こえないタイプとかそんなのがあるのならば当然、神様の声を聴きたいです。自分の中に上がってくる思いだけで事を進めるのは危険だと承知しています。それは悪霊の働きの可能性があるからです。また、御言葉に沿っているだけで事を進めることも自己満足という罠が潜んでいる可能性があるのです。

こんな葛藤の渦中にいたときに、ある方から教えて頂き、同じような悩みがあるかたもいらっしゃるかもしれないと思い、この旧約の律法と新約の律法の違いとして記事にいたしました。

 

ピリピ2:12-13口語訳

2:12わたしの愛する者たちよ。そういうわけだから、あなたがたがいつも従順であったように、わたしが一緒にいる時だけでなく、いない今は、いっそう従順でいて、恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。 2:13あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。 

同じところをKJVで読んでみると。

12 Wherefore, my beloved, as ye have always obeyed, not as in my presence only, but now much more in my absence, work out your own salvation with fear and trembling.

13 For it is God which worketh in you both to will and to do of his good pleasure.

work out ⇒ その願いを起こさせているのは私達の中に住む聖霊が、まるで卵の殻を破って出ようとしている ひな鳥のようなのです。

work in ⇒ そして、外側からその卵の殻の同じ個所を親鳥もつっついて破るのです。

内から外へ働くのがWork outです。

外から内へ働くのがWork inです。

これは、まさに啐啄(ソッタク)のことなのです。

神なる生きた律法を持つ聖霊が思いを起こさせて、神が実現させてくださる。

なんという素晴らしい約束でしょうか!

(エレミヤ31:34)そのようにして、人々はもはや、「主を知れ」と言って、おのおの互いに教えない。

これが解った時、私の中で、ロゴスがレーマとなり、自分のなかの自己質問の葛藤は解除され、自由になったのです。 聴こえる、聴こえないなど、どうでもいいのです。  ハレルヤ!

み言葉に沿っている事 そして、平安の中に自分がいるのかどうかが鍵なのです。

ただ、神の意志だと思うならばそれに従って夢中になって走ることこそ、パウロの言ったことなのです。

生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。しかし、わたしがいま肉にあって生きているのは、わたしを愛し、わたしのためにご自身をささげられた神の御子を信じる信仰によって、生きているのである。  (ガラテヤ2:20) 口語訳



-未分類

Copyright© 聖書を霊でよむ/キリスト・イエスの中で , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.